色んな言語でウィンドウを出すだけのプログラムを書く
伝統的なプログラミングの入門書は, "hello world" という文字列をコンソールに出力させるプログラムを最初の一歩としている.
しかし「これだけ GUI プログラムが溢れている中で CUI で第一歩を踏み出してどうする? そんなのよっぽどの物好きしか二歩目を踏み出さないぞ」と思っているので, ちょっと書いてみた. 題して「Hello Window」. (センス無ぇなぁ)
[Python]Python でやってみる.
最愛の Python でやってみる.
#!/usr/bin/env python3.1 import tkinter tk = tkinter.Tk() tk.mainloop()
これだけ. tkinter モジュールは標準で入っているしかなり簡単. tkinter モジュールの使い方は tkinter の docstring に書いてあるよ.
ちなみに Python 2.x ではこんな感じ.
#!/usr/bin/env python2.6 import Tkinter tk = Tkinter.Tk() tk.mainloop()
これも Tkinter の docstring に書いてあったよ.
Python 2.x と Python 3.x では最初の T の大文字/小文字が異なるのに注意.
[Tcl/Tk]Tcl/Tk でやってみる.
スクリプトで GUI を作ると言えば, Tcl/Tk が元祖. さてやってみましょう.
#!/usr/bin/env wish
「空ファイルじゃん!」って石投げないで. これで立派にウィンドウが出るんですって.
[Perl]Perl でやってみる.
デフォルトでは Snow Leopard に Tk モジュールが入ってなかったので CPAN からインストール.
$ sudo cpan Tk
で上手く行くはずが, make test のところで Segmentation fault を吐いて落ちる. 分からんので Perl は放置.
ウィンドウを出すソースは
#!/usr/bin/env perl use Tk; Tk::Mainloop()
になるはず.
[Ruby]Ruby でやってみる.
同じく Tk モジュールが無かったので MacPorts でインストール.
$ sudo port install ruby +mactk
ソースはこんな感じ.
言語ごとに移植の方法が違ってて, 面白いですね. そろそろ見飽きた?
#!/usr/bin/env ruby require 'Tk' Tk.mainloop
続き
(工事中) 思い付いたら書きます.