Snow Leopard に CocoaEmacs インストールできました.
これまでの流れ
以前 CocoaEmacs をインストールしようとして失敗し, 一先ず Aquamacs Emacs を入れることで凌いでいました. しかし, emacs muse をインストールする段になって, path にスペースが含まれてしまっている("Aquamacs" と "Emacs" の間)ことでインストールに失敗してしまい, 「muse の入んない Emacs なんて嫌いだ!」という状態になってそのまま放っていました.
しかし, たまたまググって出てきた橋本詳解さんのエントリで教えていただいて, 無事に CocoaEmacs をインストールすることができました. その手順を書いておきます.
環境情報
- OS: Snow Leopard 10.6.1
- Machine: Macmini
- CPU: Intel Core 2 Duo
- RAM: 4GB
手順
sudo port install giflib libungif
この2つの port はお互い依存性があるらしく, 入れるときにエラーメッセージが出るけど, そのエラーメッセージに指示が書いてあるのでその通りにすれば OK.
cd ~/Download cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co emacs
自分は Snow Leopard に元からある Download ディレクトリにファイルを落としましたが, 人それぞれ好きなところで良いです.
上の cvs コマンドを打つと, カレントディレクトリ直下に "emacs" という名前のディレクトリが無ければ作成され, その中に大量のソースがダウンロード(チェックアウト)されます. "emacs" というディレクトリがある場合は, 別の存在しない名前を選んだ方が無難です.
次にパッチを取ってこないといけないのですが,
wget http://lists.gnu.org/archive/html/emacs-devel/2009-09/binquRWtKoW6l.bin
と実行しても 404 Not Found が帰ってきてしまうので, しょうがないのでこのページにあるリンクをクリックしてダウンロード.
cd emacs patch -p1 < ../binquRWtKoW6l.bin
ここでパッチ当ての作業に入るんだが, patch コマンドのオプション -p1 を指定しないと上手く動かないです. 詳しくはこちらを見てもらえばいいのですが, どうもこのパッチの差分の書き方でディレクトリを1つ余計に噛ませてるので, それを取り除くために必要でした.
./configure --with-ns make bootstrap make install sudo cp -Rf nextstep/Emacs.app /Applications/
後は上記の通りにすれば, アプリケーションディレクトリに Emacs.app が現れ, 無事完了です.
id:shokai さん very thanks です.