iPhone アプリのインストールで引っ掛かったこと

iPod touch も買ったし, Mac mini も新調して, Snow Leopard も入れたし, 上がったテンションの勢いで iPhone アプリの開発をしようと思いました.

しかしその勢いを削ぐかのように, 初めての実機へのインストールは手順が分かりづらかったです. そこで躓いたところ, 解決の方法を載せておきたいと思います.

開発環境

Mac mini (Macmini3,1)
Intel Core 2 Duo
4GB RAM
Mac OS X 10.6
Xcode 3.2

参考サイトを探す.

http://gihyo.jp/dev/serial/01/iphone/0009 に情報がまとまって載っていますが, 残念ながら不足しているところもありました.
(また他の解説サイトも見ましたが, 情報が古くなっていることもあるので, Xcode のバージョンには注意して見た方が良いと思います.)

しかし説明不足が判明.

上記の記事で説明が不足しているところは, 以下の通りです.

  • オーガナイザで「▼IPHONE DEVELOPMENT」→「Provisioning Profiles」の欄に Drag&Drop で Provisioning Profile を入れないといけないところ. 「▼DEVICES」→「(デバイス名)」→「Summary」タブ→「Provisioning」の欄に provision を Drag&Drop などで追加すれば, その欄にも自動で追加されるらしいのだが, バグだろうか? これがうまくいってないと, 「コード署名 ID」のところで選択肢に上がってこないです. 「コード署名 ID は手で入力せよ.」という古い情報もあるので注意. http://www.codeanimato.com/blog/archives/2008/10/iphone-2.html でコメントしているさすらいの猫さん多謝.
  • Xcode のメイン画面から, 「ターゲット」→「(アプリ名)」右クリック→「情報を見る」→「プロパティ」→「識別子」欄を AppID に合わせて変更しないといけないところ. App ID が「jp.example.*」だった場合, 「jp.example.{$PRODUCT_NAME...}」とすれば良いです.

また, 個人的なミスですが.

  • やり直してキーチェーンに同じ項目が2つあったこと. 以前同じ作業に挑戦して上手くいかなかったときに, 証明書をキーチェーンに残したままだったため, 重複していてエラーが出ました. これはエラーメッセージが分かりやすかったので, すぐに解決しました.

上記の作業を経て, 無事に iPod touch にサンプルアプリをインストールすることができました.
そもそも作業が「iPhone Dev Center のアカウント」, 「iPod touch の実機」, 「ローカル Xcode」の3者を関連付けるためのもので, 最初に作業したときはとてもややこしく感じました. 今回は記事の通りに App ID をアスタリスク(ワイルドカードとして機能する)を登録したので, もう苦労しなくて済むようです(ホッ).

それではこれからは iPhone アプリ開発の日々を楽しみたいと思います! bye!